ZOTAC ZBOX CI520 レビュー

ファンレス小型PCが欲しかった


主にAppleTVの接続先として、iTunesを常時起動しておくPCが欲しくて長い間探し求めていた「とってぃ(@mHomeLab)」です。

自宅のメインPCはiMacでApple製品好きという事も有り、最初はMac Mini 2014が発売されたら速攻で購入しようと考えていましたが、ほぼ24時間電源入れっぱなしでの運用を考えていたので、ファンレスPCを探す事にしました。

ファンレスPCといえば、IntelのNUCなど小型のベアボーンキットが多数のメーカーから発売されていますが、Windows OSを購入してセットアップして....という手間暇をかける余裕もなくて購入を躊躇していました。仕事ではMSDNサブスクリプション会員で、頻繁にOSセットアップしてはテストしてるんですけどね。

そんな時、既に筐体としてはメジャーだったZOTAC ZBOXに、OSプリインストールのWin8.1 with bingモデルが発売され、一気に購買意欲が増すことに。

という事で購入したのが「ZOTAC ZBOX CI520 nano Win8.1 with bing」です。

 ■ ZOTEC ZBOX CI520 nanoのスペック

詳細はメーカーのサイト等で確認頂くとして簡単にスペックを記載しますが、小型PCとは思えない豊富なインターフェースです。

 CPU:Core i3 4020Y(Haswell)  1.5GHz  2コア 4スレッド
 メモリ:2GB (最大8GB)
 SSD:64GB
 OS:Windows 8.1 with bing
 ネットワーク:ギガビットLAN ,IEEE802.11ac無線LAN ,Bluetooth4.0
 インターフェース:
 DisplayPort x1 ,HDMI x1 ,USB3.0 x4 ,USB2.0 x2 ,eSATA x1
 ギガビットLAN x1 ,ヘッドフォン出力/光デジタル出力 x1 ,マイク入力

 ■ Windows 8.1 with bingとは?

with bingってどんなエディションなの?って方も居られると思いますので、簡単に説明しますと、Internet Explorerの標準検索エンジンがBingに設定(ユーザーにて変更可能)されている、機能的には無印エディション(Pro等ではない)なOSです。

もし、リモートデスクトップの接続される側(ホスト)になり得るPCとして考えているのなら本OSでは機能しませんので注意が必要で、TeamViewer等のサードパーティー製アプリを使用する事になります。

ちなみに、リモートデスクトップの接続する側(クライアント)の機能は有しています。

 ■ ディスプレイ裏のVESAマウントに取付可能で省スペース

私の今回の主な使用目的は、冒頭に記載した様にiTunesを常時起動しておくPCなのですが、せっかく常時起動しておくPCなのだから用途を広げる為、キッチンの作業台上にディスプレイを設置しました。 家事をしながらTVやWOWOWオンデマンド等の動画を見たり、料理のレシピを検索するなど活用出来ますね。未使用時はVBで作成した自前の時計と天気予報表示付きスライドショーアプリが、NASに溜め込んだ写真を表示しています。

キッチンなので、出来るだけ外に出て行く配線を減らすべく写真の様にディスプレイ裏にコンセントタップを貼り付けて、壁側に出て行くケーブルは電源1本とEthernetケーブル1本のみとしました。取り回しを良くする為、付属のアダプタケーブル等は短くカットして加工しています。(写真には、スピーカーのアダプタも写っています)
白基調のキッチンに合わせる為、ディスプレイは白色を選択したのでPC本体等が目につきますが、裏面は見えない配置なので良しとしました (最終的には更に整線してスッキリな印象に)

 ■ 動作速度等の使用感

まず、電源投入時のOS起動時間ですが、流石のSSDという事で電源ボタンを押してからOSが起動してマウスカーソルの回転が止まるまで18秒でした。
私がメインで使用しているiMacもSSDにて運用しており、SSDでの起動の早さには慣れているので大きな驚きは有りませんでしたが、かなり早くストレスを感じません。

使わない時にシャットダウンする様な場合でも、使いたい時にサッと起動する事が可能ですので、タブレットに近い感覚で使用出来ると思います。

メモリが2GBで大丈夫なのかな?という不安も有りましたが、WEBブラウジングやyoutubeでの動画観覧等では遅いと感じる事が有りませんし(我が家はギガビット環境)、Excelなどの一般的なアプリを使用した限りでは、もたつき感も無くスムースです。

 ■ 〆

core i3のCPUを搭載したWindows 8.1搭載PCが4万円台で買えるという事で、お買い得な商品だと思います。

小型ゆえにサブマシンとして見られがちですが、インターフェースも充実しており動作速度的にも動画編集等のメモリ消費の激しいアプリを使用しないのであれば、十分な性能を持っていると感じました。メモリに不満を感じたら最大8GBまで換装が可能ですので、用途に合わせて強化する事も可能です。

SSD搭載でファンレスな上に、筐体が小型でディスプレイ裏に取付可能ですので、設置場所の幅も広がりますね。動作音がせず静かな利点は大きいです。

執筆時点では品切れのお店も多く、AmazonではWin8.1 with bingモデルは取り扱っていない様で、ベアボーンのみが販売されていました。

もし、この製品が気に入った方は上記のベアボーンタイプとOSを購入するか、with bingモデルを探してみては如何でしょうか。 私は楽天市場でwith bingモデルを購入し、合わせてタッチパッド付きのコードレスキーボードを購入しました。


メモリ換装をお考えなら、DDR3L-1600 SoDIMMを選択する事になります。
製品例としてリンクを貼っておきます。